【ヤッコソウが顔を出しています!】
- 2017/10/23 13:26
- カテゴリー:最新情報
台風21号が過ぎ去り、土佐清水では約一週間ぶりの青空が広がっています!
台風の進行方向にお住いの方は、引き続きお気をつけてくださいね!
今朝は足摺岬へ、佐田山シイ保護林のヤッコソウの開花状況を見に行って来ました。
ヤッコソウは、葉緑素を持たない全寄生植物で、シイの木の根元などに寄生します。
高知県で発見され、牧野富太郎博士によって命名されました。
毎年、佐田山シイ保護林では、10月下旬頃~12月初旬頃に、シイの根に寄生するヤッコソウが
見られるようになります。
白皇山登山道入り口でもある、石鎚神社の鳥居をくぐってすぐの辺りに、ヤッコソウ自生地と
して、ロープを張って保護しているシイの木の群生があります。
「椿の道」。写真奥の道路の左側に、佐田山シイ保護林への入り口があります。
鳥居をくぐってすぐの辺りに、ロープで囲ったヤッコソウ自生地があります。
その根元に、白い帽子をかぶったようなヤッコソウが、チラチラ頭を出していましたよ!
名前の由来となった奴(やっこ)のように、腕を伸ばしてまだ開いてはいませんでしたが、
おそらく来週頃には開いて、見ごろを迎えそうです。
写真中央付近の、白い頭をポツポツと出しているのがヤッコソウです。
県道27号線沿いに松尾トンネルが開通してからは、足摺岬へ行くのに「椿の道」
(旧足摺スカイライン)を通ることは、めっきり少なくなったとは思いますが、
佐田山シイ保護林入り口は、この「椿の道」沿いにあります。
ぜひ少し寄り道して、この珍しいヤッコソウさんたちを探しに行ってみてくださいね!
※鳥居をくぐってからは山道となります。
山は気温も低いですので、歩きやすい靴と、上着を羽織ってお出かけくださいね!
渡り鳥ならぬ、渡りチョウチョウ!?
長距離を移動する、アサギマダラも飛んでいました!
シイの実もたくさん落ちていましたよ!
少しだけ拾ってきました(^^)