おはようございます!猪谷です。
10月も半ばになりましたが、まだまだ昼間は暑い土佐清水です。
10月18日(日)に鹿島神社のお祭りが行われました。
私は午後3時ごろからの海上漁船パレードの見学に行ってきました。
神輿を乗せた船の出港場所の、清水漁港です。
鹿島神社大祭は、1年に2回、2月と10月の第三日曜日頃に行われています。
漁の安全、豊漁を祈願するお祭りで、昔は漁師さんたちが中心のお祭りでしたが、
漁師さんの数も減った今では、土佐清水市街地の各町が実行委員会を組織して、
みんなで作り上げているお祭りだそうです。
おみこしは3台あります。パレード出港前の神事。
当日は朝9時頃から鹿島神社にて神事を行い、その後午前中から午後にかけて、
おみこしを担いだ人々が街中を練り歩きます。(各所で「おたび」と言っておみこしを休ませます。)
最後に清水漁港からおみこしを船に乗せ、港内を3周、パレードします。
神事が終わると、みこしを担いでその場をグルグル回ります。
神輿を船に乗せて、いよいよパレード出港です。
カメラを持って撮影に来ている人や、見学の人もたくさんいましたよ。
いよいよ出港!行ってらっしゃい(^O^)/
お天気も良く、スッキリとした秋晴れに、色とりどりの旗がよく映えます(*^_^*)
一緒にパレードする漁船も、15隻ぐらいいましたよ。
港の奥の造船場で、民宿「足摺はっと」さんのご主人に遭遇!
渡船「はっと丸」はここで修理されているそうです。
撮影ポイントを変えてみました!
漁船団は灯台の向こうへと進んでいきます。
また戻ってきましたよ!
パレードを終えると、お祭りは終了。
漁師町・土佐清水の、男たちによる海のお祭り、間近で見られてとても迫力がありました(*^_^*)
お祭りを近くで見学していた、ご年配の男性に話しかけてみました。
近くで魚屋さんを営んでいるというその方は、
「わたしも昔はおみこしを担ぎよった。漁師の数も減ってきて、
パレードに出る船も近年では少なくなってきちょうけど、今日はいっぱいおる方やね。
清水の伝統的なお祭りやけん、これからもずっと続いて、盛り上がっていってほしいね。」
とお話されていました。
男性のおっしゃるように、無くしたくない、ずっと続いてほしい、土佐清水のお祭りです。