【最終更新日:2024/02/20】
竜串海岸
日本初の海域公園である、竜串海域公園に位置し、砂岩が波食や風食を受けて形成された海食台地が広がります。
竜串海岸は、臥竜山と呼ばれる山に沿ってあり、古くはここを龍串と読んでおりました。(山そのものが、竜が臥しているように見えることで「たつふし」から「たつくし」になったという説や、その竜を細長い岩で串刺しにしたように見えることからなどの説があります。)
竜串海岸の奇岩奇勝は、約1700万年前に浅い海でできた地層が、潮風や波に洗われることによってできました。
徒歩で行ける竜串海岸は、一周約30分~40分。
代表的な奇岩にはそれぞれ名前が付けられており、「大竹・小竹」と呼ばれる、一直線に並び節のある様子が竹を思わせる岩や、日本の建築様式にみられる「欄間」を思わせる、「欄間岩」と名付けられた岩などがあります。
大竹・小竹
欄間(らんま)岩
蛙の千匹連
「パイプ」と呼ばれる生痕化石も多く見られます。
竜串海岸マップ
現在は遊歩道が整備されていますが、昭和30年頃は岩に足をかけて見学していました。
その跡は今でも見てとれます。
また、弘法大師空海が、その規模の大きさから、全部見て回ることができず、見残したことが名前の由来だと言われている「見残し海岸」は千尋岬にあり、現在に至っても竜串から徒歩での道のりは難所のため、グラスボートで渡る事ができるようになっています。
1周約60分の遊歩道を進めば、天然記念物の「化石漣痕」、「屏風岩」など珍しい天然の彫刻が次々と現れます。
※見残し海岸にはグラスボートで、海中景観を観賞しながら行くことができます。
グラスボート運営業者
◎グラスボート運営業者は二社ございます。
たつくし海中観光 0880-85-1155
竜串観光汽船 0880-85-0037