第38番札所 金剛福寺

【最終更新日:2023/08/31】

四国霊場第38番札所 金剛福寺


四国最南端の、四国霊場第38番札所 金剛福寺。
弘仁13年(822年)、嵯峨天皇の勅願によって、弘法大師が三面千手観音を本尊として弘仁14年(823年)にできたものです。
歴代天皇の勅願所で皇室や藩主の尊崇あつく、境内には多宝塔、十三石塔、逆修の塔など多くの文化財が伝えられています。

仁王門


寛文4年、土佐の二代藩主山内忠義の寄進で造られたもので、左右の金剛力士は安芸宮島の仏師空源の作といわれます。

本堂

多宝塔

清和天皇の供養のため多田満仲公が建立したものであり、現在の建物は明治13年に再建したもので、高さ17m、間口5mです。

大師堂


【遍路】
札所から札所までの距離が長い「修行の道場・土佐」の霊場にあって、金剛福寺までの道のりは遠い。
第37番札所 岩本寺から約90km
第39番札所 延光寺まで約60km

第38番札所 金剛福寺

【住所】高知県土佐清水市足摺岬214-1
【電話】0880-88-0038
【アクセス】(車)四万十町中央ICから90分(約87km)、(路線バス)高知西南交通バス停「清水プラザパル前」で「足摺岬」行乗車約45分、バス停「足摺岬」下車
【駐車場】足摺岬先端20台、第一駐車場115台、東側駐車場50台